11. いちごパン
11. いちごパン
11 いちごパン
かこ先生が小学生(しょうがくせい)だった昭和(しょうわ)のはじめ(1930年代)、パンはとくべつなたべもので、学校(がっこう)のまえのぶんぐてんで、しょくパンにイチゴジャムをぬったものがうっていて、あさ、お母さんからおかねをわたされて、そのパンをかえる日(ひ)は、うれしくてしかたがなかったそうです。
昭和(しょうわ)のなかごろ(1950年代)になっても、いちごは温室(おんしつ)でそだてなければとれないので、いちごがのっているショートケーキは、こどもたちのあこがれのたべものでした。
ひだりのえ・しゃしんは『かこさとしあそびの大惑星7 ももくりチョコレートのあそび』(農文協)より。
『からすのやおやさん』(偕成社)にもいちごがならんでいます。
このほんは、みんなでちえをだしあっておみせをもりたててゆくようすがえがかれています。
けいえいのせんもんかによれば、けいえいをかんがえるのに、じゅうようなことがいろいろはいっているおはなしだそうですよ。
『かこさとしあそびの大惑星7 ももくりチョコレートのあそび』(農文協)より。
これらはエステルとよばれる化学(かがく)ぶっしつのなかまです。
『世界(せかい)の化学者(かがくしゃ)12か月』(偕成社)から。いちごのかおりはメチル酪酸(らくさん)エチル、カプロン酸(さん)エチルなどのせいぶんできているのだそうです。
むずかしそうななまえですが、これらは香(かお)りのもととなるエステルとよばれるぶっしつのなかまだそうです。
しょうらい、化学(かがく)のべんきょうをするようになったら、かならずとうじょうするとてもたいせつなぶっしつだそうですよ。
そういえば、はるのかぞくりょこうでいちごがりをしたとき、いいにおいにひかれたのか、かこ先生はもくもくといちごをつんではたべていたそうですよ。
【こねこクイズのこたえ】
ふたごのもう1ぴきのこねこは⑥です。あたったかな?