36. やかんパン


36やかんパン

36 やかんパン


みなさんのお家にはやかんがありますか。かこ先生がこどもだったころには、台所(だいどころ)のガスコンロやストーブには、かならずありました。

夏(なつ)には、やかんで麦茶(むぎちゃ)をつくったりしました。


やかんは、かんじでかくと、薬罐。薬はくすりで、ずっとむかし、くすりになる植物(しょくぶつ)をにだすための水をいれる道具(どうぐ)といういみだそうです。

『ゆきのひ』(福音館書店)のいろりばたには、やかんがありますね。

いろりの「じざい」にかけられた鍋(なべ)に水をたしたり、「じざい」にかけてゆをわかしたりします。

『ことばのべんきょう くまちゃんのいちにち』(福音館書店)のだいどころにもあります。右はしにあるポットは、やかんでわかしたゆをいれておくだけです。

この本がかかれた後(あと)になって、今のように、水をわかして、ほおんできるポットがでてきました。

『こどものカレンダー3がつのまき』(偕成社)より


『おおきいちょうちん ちいさいちょうちん』(福音館書店)より

『わっしょいわっしょいぶんぶんぶん』(偕成社)では、楽器(がっき)のかわりの〈へんながっき〉として、やかんをたたいています。

ここだけで4つもありますね。

かまどんちゃんたちとおままごとで、だるまちゃんはお客(きゃく)さんです。

おままごとの道具(どうぐ)に小さなおかま、なべ、そしてやかんもありますね。

『だるまちゃんとかまどんちゃん』(福音館書店)より

伝承遊び考』(小峰書店)より

『たっくん ひろちゃんのっちょうちょうとっきゅう』(偕成社)にでてくる「だいどころれっしゃ」のせんとうはじょうきをだすやかんです。

それに「おふろばれっしゃ」をつなげて「ちょうちょうとっきゅう」ができました。


たっくん、ひろちゃんとおもちゃのどうぶつをのせて、「のはらをこえ、はやしをこえ、かわをこえてーちょうちょうとっきゅうは ぐんぐんすすみます。」


ながぐつクイズのこたえ


『カラスのパンやさん』にながぐつをはいてやってきたお客(きゃく)さんがはいていたながぐつは


  ④黄色(きいろ)でした。