16. おかまパン


16.  おかまパン

16 おかまパン

「はないちもんめ」というあそびで「鬼(おに)がこわくていかれない」ということばに「おかまかぶって、ちょっとおいで」というへんじのことばがあります。

むかしは、お釜(かま)でごはんをたきました。そのときは「はじめチョロチョロ、なかパッパ、あかごないても、ふたとるな」というのが、コツでした。昭和(しょうわ)時代(じだい)にはガスで、それから電気(でんき)でごはんをたくようになりましたね。

『だるまちゃんとてんじんちゃん』(福音館書店)にはおかまでごはんをたくところがあって、竈(かまど)の火かげんやごはんのたきかたもかいてあります。


秋のごちそう、まつたけごはん。さぞおいしいことでしょう。

『いろいろ食事 春秋うまい』(農文協)より


おかまでたいたごはんはおいしそうです。ふきばあちゃんのつくったとりかまめし。


『ご飯みそ汁 どんぶり飯』(農文協)より



『だるまちゃんとてんぐちゃん』(福音館書店)より。

おじいさんが竈(かまど)のまえにすわり薪(まき)をもやしています。

お釜(かま)の上にせいろ(たけのしかくいもの)をのせて、なかにいれたもちごめをむしています。(したの「ほそくせつめい」をみてください)

(ほそくせつめい)

おもちをつくるには、いつもたべているお米(こめ、うるちまい)ではなく、もち米(ごめ)というお餅(もち)やおこわ、おせきはんをつくるためのお米(こめ)をつかいます。

あらって、水にひたしておいたもち米(ごめ)を、ぬのをしいたせいろにいれて、それをおかまの上におきます。

かまどで火を炊(た)いて、おかまの中の水が沸騰(ふっとう)して、せいろのもち米(ごめ)をむすことができます。

むしおわったもち米(ごめ)を、うすにいれてきねでつくのが、むかしからのお餅(もち)つきのやりかたです。

15のこぎりパンのクイズのこたえ

1、4、7のせんがちがっています。ぜんぶあっていたかな。