78コップパン


78.  コップパン

78  コップパン


はぶらしパンがあるなら、コップパンも、とかこ先生はかんがえたのでしょうか。


こどもにとっては、いちばんみじかな食器(しょっき)ですね。


プラスチックの容器(ようき)しかつかっていなかったのに、おとなと同(おな)じガラスのコップを使(つか)えるようになり嬉(うれ)しかったことを、かこ先生の娘(むすめ)さんはおぼえているそうです。

あさですよ。

まめのおとうさん、はみがきをしながら、左手(ひだりて)にコップです。

『あさですよよるですよ』(福音館書店)より


朝(あさ)のしょくじもばんごはんも、こどもたちはコップで飲(のみ)もの。

『あさですよよるですよ』(福音館書店)より


くまちゃんのお家の食卓(しょくたく)にもコップがあります。

『ことばのべんきょうんくまちゃんのごあいさつ』(福音館書店)

おとうさんは、ビールですね。

『ことばのべんきょうくまちゃんのいちにち』(福音館書店)より

とうめいなガラスのコップは光(ひかり)がとおるので、水(みず)の性質(せいしつ)を観察(かんさつ)することができます。

水(みず)の屈折(くっせつ)のれいですが、さまざまなれいをまず、たのしみましょう。


『こどものカレンダー11月のまき』(偕成社)より

『こどものカレンダー11月のまき』(偕成社)より


コップに、お皿(さら)もつかって、ためしてみましょう。

『とってもすてきなあそび』(復刊ドットコム)より 

『とってもすてきなあそび』(復刊ドットコム)より 

ひだりがお皿(さら)、みぎがコップのみずをとおしてみたお皿(さら)。

カラスたちのむきが左右(さゆう)ぎゃくになっているのがわかりますか?                

写真=加古総合研究所

コップに水(みず)をいれるとレンズのようなはたらきをして、近(ちか)くのものは大(おお)きく、遠(とお)くのものは左右(さゆう)が反対(はんたい)に見(み)えます。

『こどものカレンダー8月のまき』(偕成社)より

紙(かみ)コップではざんねんながら、うえのいろいろな実験(じっけん)はできません。

『こどものカレンダー12月のまき』(偕成社)より

つぎのあそびは紙(かみ)コップでもできます。


『しろいもちたまごやきのあそび』(農文協)より

『しろいもちたまごやきのあそび』(農文協)より

つぎのもんだいはちょっと頭(あたま)の体操(たいそう)です。

コップの飲(の)みものを手(て)に、じっくりかんがえてください。

『しろいもちたまごやきのあそび』(農文協)より

『しろいもちたまごやきのあそび』(農文協)より

おおきいちょう ちいさいちょうちん』(福音館書店)より

クリスマスのテーブルです。コップにもかざりがついていますね。

『いろいろ食事春秋うまい』(農文協)より

食卓(しょくたく)でつかうぬのナプキンは、まげたり、うらがえしたりが自由(じゆう)にできます。

上(うえ)のようにコップにいれてかざるとすてきです。

『きれい果物あまから菓子』(農文協)より


これで「コップパン」のせつめいはおしまいです。

『ももクリチョコレートのあそび』(農文協)より