『からすのパンやさん』にでてくるパンをくわしくかいせつします
47 はとパン
昭和時代(しょうわじだい)は平和(へいわ)のしるしとして、さまざまなイベントで、はとをとばしていました。
1964年の東京(とうきょう)オリンピックの開会式(かいかいしき)でも、はとがあおぞらに、むれてとぶようすがテレビのがめんに、うつしだされました。
かこ先生のすまいにちかい鎌倉八幡宮(かまくらはちまんぐう)にも、はとがたくさんいますが、そんなことから、はとパンがうまれたのかもしれませんね。
『こどものカレンダー4月のまき』(偕成社)より
みなさんのちかくにも、はとがいることでしょう。みどりゆたかなところ、家(いえ)のそばに「きじばと」がいます。
『地球』(福音館書店)より
コンクリートの建物(たてもの)の屋上(おくじょう)やアンテナにとまっています。
『地球』(福音館書店)より
はとは1秒(びょう)に16〜47メートルくらいとぶことができるそうです。(赤(あか)いやじるし)
そのはやさと、すにもどるせいしつをりようした伝書鳩(でんしょばと)は とおくのばしょに手紙(てがみ)をおくる手段(しゅだん)として、ふるくからつかわれていました。
『宇宙』(福音館書店)より
『ダムをつくったお父さんたち』(偕成社)は、インドネシアのおはなしです。
かこ先生はダムこうじをしているインドネシアのやまおくにもいってみてきたので、動物(どうぶつ)や植物(しょくぶつ)もくわしくかいています。
やねの上に「チョウショウバト」がいます。
ダムができあがったよろこびの場面(ばめん)には、左(ひだり)から、キンバト、ミカドバド、キンミノバトがいます。
『ダムをつくったお父さんたち』(偕成社)より
おりがみで、はとがつくれます。
まだまだあります。
すこしずつ、おるかいすうがふえていきますので、ちょうせんしてください。
『あそびの大事典』(農文協)より
はとは郷土玩具(きょうどがんぐ)にもなっています。長野(ながの)の「はとぐるま」
『だるまちゃんすごろく』(福音館書店)より
『サン・サン・サンタ ひみつきち』(白泉社)のたくさんのおもちゃのなかにもあります。
大分(おおいた)の「はとみくじ」『だるまちゃんすごろく』(福音館書店)より
弘前(ひろさき)の「はとぶえ」と沖縄(おきなわ)の「はとはりこ」
『こどものカレンダー1月のまき』(偕成社)より
『サン・サン・サンタ ひみつきち』(白泉社)より
かこ先生がむかしからもっていた、はとぶえです。70年以上(ねんいじょう)まえのものですよ。
これでおしまい。