『からすのパンやさん』にでてくるパンをくわしくかいせつします
48 はさみパン
かこ先生が30さいのころ、子どもたちと七夕(たなばた)かざりをつくっていたときのことです。
こどもたちのはさみのつかいかたが、じょうずでないことにきづきました。
そこで、まるい形(かたち)をきるれんしゅうをして、きりぬいたまるい紙(かみ)をはって、おはなしの絵(え)をつくりました。
こうしてできたのが『あおいめ くろいめ ちゃいろのめ』(偕成社)になったのです。
にゅうえんやにゅうがくにあたって、そろえるどうぐのなかに、はさみもありますね。
『ことばのべんきょうくまちゃんのいちねん』(福音館書店)より
はさみには、いろいろなしゅるいがあります。みなさんのまわりには、どんなはさみがありますか。
『のこぎりとんかちのあそび』(農文協)より
わばさみやはなばさみをつかったことがありますか。
『のこぎりとんかちのあそび』(農文協)より
はさみがならんでいますが、さるさんは⋯
とこやさんにおきゃくさんがきたようです。
『コチコチやまのとこやさん』(偕成社)より
かこ先生は、なにやらかんがえちゅうです。
『よわいかみ つよいかたち』(童心社)より
くものすには、なんと3しゅるいのはさみがひっかかっています!
『わっしょい わっしょいぶんぶんぶん』(偕成社)より
きれをきるおおぐちばさみが、ちゃきちゃききって⋯
『まさかりどんがさあたいへん典』(小峰書店)より
鈴(すず)のついた和(わ)ばさみが、へらといっしょにお仕事(しごと)。
さくらもようのきれいなドレスが完成(かんせい)してみんなおおよろこびのシーン。
はさみといえば、じゃんけんのチョキですね。足(あし)でするじゃんけんでは、チョキは足(あし)を前(まえ)とうしろにします。そのときに手(て)も絵(え)のようにすることがあります。
『伝承遊び考』(小峰書店)より
七夕(たなばな)にかざるアミかざりはかこ先生がだいすきで毎年(まいとし)つくっていました。
うすくてじょうぶな紙(かみ)で、きりこみのはばをせまくして、ていねいにひらくと、すてきなできあがりになりますよ。
『こどもの行事 しぜんと生活7がつのまき』(小峰書店)より
これではさみパンのせつめいはおしまい。
『まさかりどんがさあたいへん』(小峰書店)より