15. のこぎりパン


15のこぎりパン

15 のこぎりパン

かこ先生はこどものころから、てさきがきようで大学(だいがく)の演劇研究会(えんげきけんきゅうかい)では舞台(ぶたい)そうちづくりをしたり、家(いえ)を建(た)てたこともあるほどです。

ですので、のこぎりはたいへんよくつかう道具(どうぐ)でした。


それにしてものこぎり型(がた)のパンとはユニークですね。

のこぎりにはいろいろな種類(しゅるい)があります。日本では、じぶんのほうにひいて、きりますが、おしてきるのこぎりもほかのくににはあります。

『のこぎりとんかちのあそび』(農文協)より


越前市(えちぜんし)の武生中央公園(たけふちゅうおうこうえん)には「まさかりどんの館(やかた)」という建物(たてもの)があり、これはその写真(しゃしん)です。ここにものこぎりが見(み)えますね。

のこぎりのほかにも「のみ」や「かんな」など、木をきったり、あなをあけたり、すべすべにしたりする道具(どうぐ)があります。

そのおもしろいお話(はなし)が『まさかりどんがさあたいへん』(小峰書店)です。

これはその中の絵です。


①~⑦のせんのように いたを のこぎりで切りたいのですが、どの線(せん)がまがっていますか?


『のこぎりとんかちのあそび』(農文協)より

(ほそくせつめい)

板(いた)のひだりがわにある①〜⑦までの線(せん)をみぎに延長(えんちょう)するとき、どれが板(いた)のみぎにある4本の線(せん)につながりませんか、というしつもんです。板(いた)の木目(もくめ)にまどわされずにかんがえましょう。

ヒント:定規(じょうぎ)をあててみるとわかるよ。

こたえはつぎの「おかまパン」のせつめいをみてください。