34.  ながぐつパン


34.  ながぐつパン

34 ながぐつパン


かこ先生が福井県(ふくいけん)にいたこどものころ 、あたたかい季節(きせつ)には、はだしであそぶこともあったそうです。



でもふゆには雪(ゆき)がふるのでながぐつをはきました。



そのころは、雪(ゆき)のないときにはく運動靴(うんどうぐつ)をたんぐつ、 ながぐつを、ゴム長(なが)とよんでいました。


ながぐつといえば、だるまちゃんがよくはいていますね。このひはあめふりだから。

『だるまちゃんとかみなりちゃん』(福音館書店)より

ゆきのひももちろんながぐつです。だるまこちゃんはきいろいながぐつ。

『だるまちゃんとうさぎちゃん』(福音館書店)より



『ことばのべんきょう くまちゃんのかいもの』(福音館書店)より


おかあさんがこぐまちゃんにえらんだのも、きいろいながぐつですね。


『わっしょいわっしょいぶんぶんぶん』(偕成社)ひょうしでおどっているひとたちをみると、ぢかたび、わらじ、ながぐつをはいています。

小学校(しょうがっこう)の校庭(こうてい)でゆきがっせん、かこ先生のちいさいころのようすでしょうか。

先生もこどもたちもながぐつで、鉄棒(てつぼう)ころでは、ながぐつにはいったゆきをだしているこがいますね。

ゆきのきせつは、かこ先生も家にかえってくると、ながぐつのなかをかわかす毎日(まいにち)だったそうです。

ふぶきのひ、こどもたちはみんないっしょに、とうげこう。

『ゆきのひ』(福音館書店)より


「ごむのじっけん」(福音館書)より

ながぐつにつかわれるゴムのせいしつについてのかがくえほんもかいています。

『あめのひのおはなし』(小峰書店)では、色(いろ)とりどりのながぐつですね。

ヨーロッパにつたわる「ながぐつをはいたねこ」のおはなしのえをかこ先生は『こびととおとぎのくにのあそび』(農文協)にかいています。

「ながぐつをはいたねこ」のなかまがたくさんいますね。

きぐつやぞうり、ぢかたびをはいたねこもいます。

ポックリをはいたみけねこ、あみあげぐつをはいたカラカルねこですって!

おや?このあかいながぐつは だれのものでしょうか。『ゆきのひ』(福音館書店)より

ながぐつクイズ


『カラスのパンやさん』にながぐつをはいてやってきたお客(きゃく)さんがいます。そのながぐつは何色(なにいろ)でしょう? 


 ① 黒(くろ) ② 青(あお) ③ ちゃいろ  ④黄色(きいろ)