50. のみパン
50. のみパン
50 のみパン
うちにのみがある、という方(かた)はあまりいないかもしれません。
みたことがないというおこさんもおおいことでしょう。
かこ先生は、家(いえ)をたてたことがあるほどで、本(ほん)だなや犬小屋(いぬごや)もつくりました。
それできっと、おもいついたのでしょうね。
のみはこのようなときにつかいます。
『あそびの大事典』(農文協)より
こんなふうに、みぞをつくることができます。
『おおきいちょうちん ちいさいちょうちん』(福音館書店)より
はんがをするときに、木(き)をほるちょうこくとうも、のみのなかまなのですね。
『のこぎりとんかちのあそび』(農文協)より
のみちゃんがやってきました。
『まさかりどんがさあたいへん』(小峰書店)より
かわをむいたり、けずったり⋯
『まさかりどんがさあたいへん』(小峰書店)より
ちょうこくがたな、まるのみ、かくのみ、やまがたのみがやってきて、きれいなもようをほりました!
『まさかりどんがさあたいへん』(小峰書店)より
のみちゃんたちががんばって、したのきにしかくいあながあきました。
くぎをつかわないで、きをくみあわせてつくるときに、でっぱっているところとあなのあいているところをくみあわせます。
でっぱっているところを「ほぞ」、あながあいているところを「ほぞあな」といいます。
のみは「ほぞあな」をつくるのにべんりなどうぐです。
『まさかりどんがさあたいへん』(小峰書店)より
きのくみあわせかたは、いろいろです。『のこぎりとんかちのあそび』(農文協)より
のみはピラミッドをつくるときにもつかわれました。
「もっとかたい石(いし)のときは、のみやハンマーがたちまちへってしまうので、たくさんの時間(じかん)と人手(ひとで)と経験(けいけん)がいりました。
それで、石(いし)の職人(しょくにん)はだいじにされました。」
『ピラミッド』(偕成社)より
なるほど、とりのくちばしは、のみのようなはたらきをしているのですね。
『あそびの大事典』(農文協)より
これでのみパンのせつめいはおしまいです。
絵(え)のなか、彫(ほ)りあがったクマの彫刻(ちょうこく)のまえにも「のみ」がおちてますね。(やじるしのところ)
『あそびの大事典』(農文協)より
【クイズ】
本(ほん)をかかえて「からすのパンやさん」にむかうからすは全部(ぜんぶ)で
②2羽です。