56. はぶらしパン
56. はぶらしパン
56 はぶらしパン
ナイロンでできているはぶらしがひろくつかわれるようになったのは1950年代になってからだそうです。
チューブいりのこどもようはみがきこがうられるようになったのもそのころでしょうか。
とうじのチューブはプラスチックではなく、きんぞくせいで、つかいおわるころ、しぼりだすのに力(ちから)がいりました。
甘(あま)いおかしがこどものおやつになり、むしばが問題(もんだい)になったのは、それからまもなくのことでした。
むしば予防(よぼう)には、こどもがすすんではみがきをすることが必要(ひつよう)とかこ先生はかんがえて、それをうながす絵本(えほん)をたくさんかきました。
『はははのはなし』(福音館書店)より
あさ、おきたらおとなも
『あさですよ よるですよ』(福音館書店)より
こどももはみがきですね。
『ことばのべんきょうくまちゃんのごあいさつ』(福音館書店)より
あそばないで、はみがきですよ。
『ことばのべんきょう くまちゃんのいちにち』(福音館書店)より
みんなみがいています
『むしばちゃんのなかよしだあれ』(フレーベル館)より
『はははのはなし』(福音館書店)のこのこも、げんきにはみがきをしています。
このひとも・・
『むしばミュータンスのぼうけん』(フレーベル館)より
ところが、こんなひともいます。なんでもたべて、うんどうをして、じょうぶなからだつくらないとじょうぶなはにならないのです。
『ぼくのハはもうおとな』(フレーベル館)は、6さいごろにはえてくる6さい臼歯(きゅうし)をれいに、はみがきのたいせつさをつたえています。
6さい臼歯(きゅうし)は、うえした、みぎひだりのいちばんおくにあるので、みがきにくいですね。
『ぼくのハもうおとな』(フレーベル館)より
それに、「おおきくのびるまで せがひくいから まわりのハがじゃまになってみがきにくい」のです。
『ぼくのハもうおとな』(フレーベル館)より
ではどうやってみがけばよいのでしょうか。
このおとなのハは「はえてから10ねんたつころ いちばん がっちり つよく」なり、「まわりの おとなのハが きれいに そろって はえるもとに」なります。
たいせつなので、もう一度(いちど)みがきかたをみましょう。
『ぼくのハもうおとな』(フレーベル館)より
あさだけでなく、ねるまえにも、はみがきをしましょう!
『こどもの行事しぜんと生活6月のまき』(小峰書店)より
はぶらしパンのせつめいはこれでおしまいです。
『むしばになったらどうしよう』(フレーベル館)より
【クイズのこたえ」】
グローブをはめて「からすのパンやさん」めがけてとんでいくからすのぼうしのいろは ④ 青(あお)でした。