46ゆきだるまパン


46.  ゆきだるまパン

46 ゆきだるまパン


このゆきだるまがしっかりとしたかおつきなのは、たどんの目(め)、木炭(もくたん)の鼻(はな)と口(くち)だからですね。


かこ先生がちいさいとき、雪(ゆき)がたくさんふる福井県(ふくいけん)ですごしました。


そのころは、いまのようなエアコンやでんきやガス、とうゆのストーブがなかったので、いろりや火鉢(ひばち)にたどんや炭(すみ)をいれたり石炭(せきたん)のストーブでへやをあたためていました。


みなさんがつくるゆきだるまはどんなかおでしょうか。


ゆきだるまパンにそっくりですね。こどものころをおもいだしてかいたのでしょう。ふるいさしえです。

かこ先生が小学(しょうがく)6ねんせいのときにかいた、そつぎょうぶんしゅうです。4ねんせいとのき、東京(とうきょう)でもゆきがふって、ゆきがっせんをしたときのことが、ゆきだるまのえといっしょにかいてあります。

『過去六年間を顧みて』(偕成社)より

にぎやかなかまくらのなかとうってかわって、そとにたっているゆきだるまは、ちょっと寂(さび)しそうですね 『ゆきのひ』(福音館書店)より

『こどものカレンダー2がつのまき』(偕成社)のひょうしには、からすもいますね。

バケツをかぶって、みかんの目(め)、口(くち)はこえだでしょうか。

このゆきだるまは、うさぎちゃんにあわせて、目(め)があかいりんごです

『だるまちゃんとうさぎちゃん』(福音館書店)

かこ先生がわかいころ、こどもたちといっしょにあそんでいたじだいに、はやっていた「ざとういち」のゆきだるまもでてきます。

だるまちゃんが、まねしていますね。

うさぎちゃんたちは、うさぎのゆだるまにおおよろこびじぶんににていると、うれしいものですね。

おかのうえにならんでいるゆきだるまはだれがつくったかわかりますか。

つくったひとたち(そりにのっています)ににているものができあがったようです。

こどもたちは、ゆきだるまをつくってから、いろいろあそんで そりにのって・・

そこでゆきだるまたちも⋯『ゆきのひのおはなし』(小峰書)より

せいようふうのゆきだるま、スノーマンも

そしてスノーウーマンも『あそびの大事典』(農文協)にあります。

4コマまんがにも、はながにんじんのスノーマンがでてきます。

『こどものカレンダー12がつのまき』(偕成社)より

ゆきだるまは、ふつうゆきのうえにあるのですが⋯

『こどもの行事 しぜんと生活 2月のまき』(小峰書店)より


ゆきこんこん あめこんこん』(偕成)ゆきだるまさんは、うさぎさんといっしょに、はなをつんだり、かまわってあそびます。

おやおや、あめがふってきました。

あめがやんで、みずあそびとしていると、たいへん! かさのふねがひっくりかえってしまいました。

『こどものカレンダー2がつのまき』(偕成社)より


ゆきだるまは、とけしまいますね。ざんねんですが、ここでおしまいです。

おまけの絵(え)


『ゆきのひのおはなし』(小峰書店)より